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Richard Hawley@Shepherds Bush Empire 18th of May, 2006
先週水曜日から日曜日までロンドンに旅行に行ってきた。今回の旅の一番の目的はRichard Hawleyのライヴを見ることだった。去年リリースされた素晴らしい新作『Coles Corner』に惚れ、どうしても見ておきたかった。

リチャードのライヴはShepherds Bush Empireで行なわれた。

まず、7時過ぎから前座1つ目が登場。元GeneのSteve Mason, Matt Jamesの新バンド、Palace Firesというバンド。Steve Masonの静寂の中に熱いものを感じるような切ないギター・サウンドは健在で、ヴォーカルもなかなかいい声をしており、なかなかいいバンドだった。これからの活躍が楽しみだ。

前座2つ目は、アコギ1本で弾き語るSSWの兄ちゃんで、あまりに笑えてあまり憶えていないし、眠くなった。

そして、午後9時を過ぎてRichard Hawley登場。新作で私が一番好きな曲"Coles Corner"でスタート。 私はこの曲が本当に好きで、しつこいぐらいこのブログにも書いている。曲の雰囲気、テーマともすごくいいし、聴くとすごく落ち着くのだ。1曲目でこの曲を聴けただけで本当にすごく嬉しかった。

リチャードのライヴに行って、私がイメージしていたリチャードとちょっと違って、そのギャップがまたよかったのだ。
私が抱いていたRichardのライヴのイメージは、
1.黙々とライヴを進める、もしくは
2.丁寧に曲の説明をしてライヴを進める
というものだったがそんなイメージは覆され、曲間のMCではF**KINGを連発。結構喋るし、ギャグを言うのにはびっくりした。

2曲目は私が『Late Night Final』の中で一番好きな"Something Is...!"。透明感のあるメロディーとリチャードのソフトな歌声がフィットし、心地よいメロディーが流れる。サポートのバンドメンバーとも息がぴったりで、順調な滑り出しを見せる。3曲目は"The Ocean"。ロマンティックなバラードはリチャードの得意とするところで、この曲も素晴らしかった。最後にクレッシェンドしていくヴォーカルが素晴らしかった。4曲目は"Hotel Room"。アルバムではラップスチールの美しい音色が聞けるが、ライヴではリチャードがGibson ES335で美しい音色を奏でていた。5曲目の"Just Like The Rain"は、オーディエンス受けもよいのか結構盛り上がった。爽やかなメランコリアといったメロディーがたまらない。

6曲目は先日亡くなったThe Go-BetweensのGrant McLennanに捧げられた"You Don't Miss The Water (Til Your River Runs Dry)"。私は『Lowedges』の中で、この曲が一番好きなのだが、ライヴでのこの曲もこの上なく美しいメロディーだった。"Darlin' Wait For Me"と続き、7曲目は"Born Under A Bad Sign"。この曲も個人的にすごくよかったと思う。"Oh My Love"はだんだん盛り上がっていく曲で、ライヴではより一層それが感じられた。"(Wating Through) The Waters Of My Time"はカントリーバラッドといった感じで、サポートギタリストの奏でるラップスチールギターの音色もすごくよかった。

本編最後は"Run For Me"。extended emotional rock'n'roll version(←勝手に私がつけたバージョン)といった感じで、リチャードのヴォーカルもギターもすごくかっこよかった。アルバムのこの曲もすごくかっこいいが、ライヴは100倍よかった。

アンコールではJohnny Cash (The Chieftains)、Elvis Presleyのカヴァーもありすごく盛り上がった。多分、"Long Black Veil"と"That's Alright Mama"は当初演奏する予定ではなかったようだが、会場の盛り上がりに気をよくしたリチャードが気持ちよく演奏してくれた。

Richard Hawleyのライヴは決して飛び跳ねるようなライヴではないし、リチャードは派手なギターソロを弾くギタリストでもない。でも、この日のRichard Hawleyのライヴは彼の熱い魂を見せつけてくれた素晴らしいライヴだった。いいソングライターやギタリストっていうのはやはり、ライヴでもその曲の持つ魂みたいなものを上手く表現できる人だと思う。リチャードはまさにそんなミュージシャンだ。この日のライヴはSold Outにはならなかったが入りもよく、会場の観客の雰囲気もよく本当に素晴らしいライヴだった。

Setlist
1. Coles Corner
2. Something Is...!
3. The Ocean
4. Hotel Room
5. Just Like The Rain
6. You Don't Miss The Water (Til Your River Runs Dry)
7. Motorcycle Song
8. Darlin' Wait For Me
9. Born Under A Bad Sign
10. Oh My Love
11. (Wading Through) The Waters Of My Time
12. The Only Road
13. Run For Me
(Encores)
14. Long Black Veil
15. Who Gonna Shoe Your Pretty Little Feet?
16. Baby, You're My Light
17. Mystery Train
18. That's Alright Mama

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by runforme | 2006-05-24 00:35 | Richard Hawley